PSA値の挙動

初版公開日:2017年8月16日。

最新版:2020年3月12日

このページの内容

過去に「前立腺ガン摘出手術」とその後「ガンの再発」の為、放射線照射治療を行っている。

ガンを判断した項目にはMRI・生検等あるが、検査のし易さ等から必ずPSA値(血液)検査も行ってきた。

現在もこの検査は定期的に継続している為、今までのPSA値の挙動をまとめてみた。その後の約3年分を追記した。

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1:PSA値の挙動

このページは過去の記事(前立腺がんとは決別できるか?)の中の続編になります。

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グラフの説明

  1. 年度内での検査数値は、かなり変動(病変か測定誤差か)しているものもある。
  2. 頻度は毎月(変動が大きい時)~3ヶ月(変動がなく安定している時)に1度の検査を行ってきた。
  3. しかし、2019年から数値が変わらず安定しているため、検査の頻度は年2回に減少している。
  4. 測定回数は年により異なるため、このグラフはその年最初の測定値を使用している。
  5. 大きな変動を分り易くするためグラフにしたもの(Excel使用の画像)。

【PSA値Data】
測定年PSA値測定年PSA値
2004 6.032013 1.11
2005 9.412014 0.03
2006 8.612015 0.01
200711.202016 0.01
200814.602017 0.01
2009 0.082018 0.01
2010 0.252019 0.01
2011 0.512020 0.01
2012 0.79

2:補足説明

  • 2003年:サラリーマン時代に会社が毎年行っていた健康診断では、「前立腺」の検査項目は無かった。しかし、稲城市が実施している60歳以上の市民対象の、健康診断を初めて受診した時、PSA値(採血検査)が上限値(4ng/ml)を超えていた(自覚症状が全く無い状態)ことが分かり、市立病院で定期的な受診がスタートした。主に無治療の「経過観察」。
  • ◆2008年:PSA値が14.6まで増加してきた時点で、定期的に行った「生検」でガン細胞が見つかり、「ガンの疑いあり」の診断により、前立腺・精嚢・尿道の一部等の疑わしい臓器を摘出手術した。
  • ◆術後のPSA値は一時的には0近くになったが、翌年ごろから徐々に上昇(但し1以下での範囲)を続けていた。
  • ◆2013年:PSA値が急上昇して1.11になった時点で、平行して行った「骨シンチグラフィー」・「MRI」・「エコー」等の画像検査結果との総合診断で「ガンが再発した疑いがある」と診断された。泌尿器科の主治医から今後の治療方針は「積極的な治療」に切り替えますと言われ、当時「稲城市立病院」で運用が開始されたばかりの、最先端治療機器(ドイツ・シーメンス社製:「リニアック」)による放射線照射治療が、約2ヶ月間行われ放射線量は合計66Gy(グレイ)が照射(投与)された。(放射線科での治療には、北里大学病院から現役医師が毎週数日間ずつ、2名が専門に派遣され担当した。)
  • PSA値は直ぐ下がり翌年からは更に毎年下がり続け、現在は数値の変動も少なくなり、PSA値は0.01付近まで下降したまま推移しているため、3ヶ月に1回受診・検査する状態が続き、2019年からは6ヶ月に1度に変わり無治療の「経過観察」をしている。
  • 放射線治療後初期は予期された腸に障害が副作用で発生し、「腸関連」の不調が続いて、後遺症なのかと思っていたが現在はやや安定してきたものの、好きだったアルコールを断った状態になっている。未だに不調は続いているが、日常生活上はあまり不便を感じない状態にまで回復した。

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