カワセミ20181207
2018年12月07日
三沢川のカワセミ(メス)。 撮影日:2018.12.05
いつもの三沢川で「カワセミ」を見つけ撮影しました。
今季三沢川で初めて撮影できた「カワセミ」のメスです。
今迄暖かさが続いていたのに、体感的にも急に冬が到来したみたいです。三沢川では時期的にこれからが「カワセミの撮影」には適していると思われます。
温かさで緑一色に茂っていた河川敷のアシ類や草木が枯れてきて、カワセミのコバルトブルー色の羽が識別し易くなってきました。
その為例年より1ケ月ばかり遅くなってしまったが、今期初めてカワセミが撮影できました。
これからはもッと沢山の写真がお届けできそうな気がします(^^♪。
補足:バックグラウンド
カワセミは他の野鳥(サギ類の様な水鳥)と異なり、三沢川(近くの涯地)に定住していると思われるが、個体数は流域で僅か数羽(1組の夫婦、子供のみ)に限られ、目撃数は十数年前より増加しているとは思えない。
また、サイズ(体長)はスズメ以下と小型であり、背面は生きたヒスイとも呼ばれるようにコバルトブルーの羽に覆われているのが最大の特徴です。
小型な鳥であるため主食は、くちばし(のどの太さ)に合う2~3cmの小魚であり、下流の多摩川からは大量に遡上してきています。
個体数は習性上縄張り争いがあり、よそ者のカワセミは追い出されてしまうそうであり増加せず、三沢川の側道を歩いていても「超レアもの」ですから、カワセミの存在に気付く人は多くないと思われます。
又、見れないもう一つの要因は河川敷に生えているアシ等の草木類が、伸び放題である(東京都の管理で数年ごとに刈り取りされる)ため、水面が見難かったり茂みの陰に潜んでいることもあり、ますます見付けれない状態になっています。
この様な状況であるが、何とか生態をカメラに収めようと努めていますが、カメラを持っていない時に限り、一日に何回も目撃できることがあるのに、カメラ持参時は全然お目にかからない状態が繰り返されています(^_^;)。
通常は秋~冬~春が一番目撃し易く、撮影し易い時期でもあります。
夏季の目撃は時々あっても、瞬時であり過去には殆ど撮影できたことはありません。
又、アシ類が枯れたりすると、コバルトブルー色は目立つため発見率が高くなります。しかし、止まる場所はこだわり?があり(安心して捕食できる場所は平地より木の小枝等を好む)、又、茂みが多すぎても止まってくれず、カワセミは機敏に動く為一瞬見えるだけで、通常のカメラ(10倍以下の汎用デジカメや通常のスマホ)では撮影が不可能です。
撮影の基本はカワセミより早く見つけ(先に人を見付ければ逃げられる)、できる限り近付いて素早く撮る。そのためには軽くて機動的なデジカメが必用になります。