2017年2月21日
「三沢川」で初めて確認された「ゴイサギ」。赤い目が怖い。
稲城市を流れる「三沢川(多摩川水系)」で、初めて見たこの鳥は、朝仕事で公民館へ行く途中(8:50頃)と、公民から帰宅する途中(12:15頃)の2回共ほぼ同じ場所にいた。
この鳥はここでは初めてお目にかかる珍鳥?である。スマホは手元にあったが、これでは大きく撮れそうもなく撮影はあきらめていた。
しかし、珍しい野鳥であり惜しい気持ちになり、食事もそこそこにカメラ持参で1時間後再びそこへ行ってみたら、何と、朝から同じ場所にいてこちらへ尻を向けて(北を向いて)いた。
今日は天気こそ良かったが北風がビュービュー吹いていた寒い日だった。謎の鳥は河川敷の北側斜面にいて、北風を避けて南側に尻を向けている。これは時々見る「アオサギ」の日向ぼっこに似ていたが、体形が何となく異なる。
今度はカメラがある。早速、カシャッ。しかし、相変わらず殆ど動こうとしない。時々首を動かしたりして、羽の中から首を出しているから、死んではいない?。怪我でもしているのか?分からないが、数枚撮影してみた。
数分間粘り観察したり撮影してみたが、餌を捕るわけでもなく大きな動きが全く無い為、ついにこちらがまいってしまい帰宅することにした。
早速、Webの野鳥図鑑等で調査した。
主な特徴等から色がグレー、足は長くない、頭に冠羽がある、水辺で魚を取りそう?体形から「ゴイサギ」・「ササゴイ」・「インドアカガシラサギ」と3羽が有力候補だった。
その後最後まで候補に残ったのは「ゴイサギ」と「ササゴイ」の2羽だったが、最後の決め手になったのは、目の周りが赤いのが「ゴイサギ」、黄色いのが「ササゴイ」ということであり、写真を見る限り前者に決定した。ほぼ間違いないと思われる。(^_^;;;
謎の鳥は、「ゴイサギ」と確定したが、アオサギよりわずか小振りで色は灰色とそっくりであるが、足は短そう、体長はカラス位だった。
また、ゴイサギはコロニーで集団行動していて、1羽だけいるのは珍しいが、サギ類も1羽で見ることがあるから不思議な行動ではないと思われる。
昼、アオサギと同じように日向ぼっこしている姿が見れるのは、この鳥が夜行性であり、主に夜間小魚を腹一杯食べている為であると記載があり納得できた。