白い野鳥の大群20161221

2016年12月21日

白い野鳥の大群(コサギとユリカモメ?)で賑わう狭い「三沢川」
捕食中のシラサギ

 稲城市を流れる「三沢川」で、珍しく沢山の白い野鳥(コサギとユリカモメ?)が飛来していたのを目撃しました。
 多摩川水系の支流である三沢川は、川幅が狭い通常は水深の浅い川であるため、カワセミより大きく小魚を大量に食べるコサギ(白鷺)の大群が飛来(目撃)するのは稀にはあったものの、今回はユリカモメ?との奇妙な組み合わせでもあり、初めての光景で驚きました。

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 今朝は冷え込みも少なく11月並気温との報道があり、数日この陽気は続いています。
 日課にしている三沢川遊歩道でのウォーキング中に、突如現れた白い野鳥の大群に出会ったものです。
 白い野鳥はコサギやユリカモメ(多分?)の2種類であり、川幅が狭い三沢川のある範囲(50m位)では、白一色を思わせる野鳥の楽園化したような感じだった。

 コサギは時々本流の多摩川から飛来するため目にしますが、コサギより小振りのユリカモメ(?)は、中流域の多摩川でもあまり見かけませんから、東京湾等から飛来してきたものと思われます。

 何故この2種類が同時に狭い三沢川へ飛来したのか分かりませんが、多摩川で何か異変があったのかこの陽気のせいか分かりませんが、これだけの大群が押し寄せてきたのは初めてです。
たまたまカメラを持参していたため、予期していなかった珍しい写真が撮れました。

 捕食しているのは主に10cm位の「ハヤ」と思われるが、捕食に夢中であり一種の「興奮状態」だったように見えます。(現場では遠くてあまり感じなかったが、コサギは写真を見ると何時もより表情が違っていたように見えます。

 三沢川では、小さなハヤが数十匹以上群泳している姿が、沢山目撃されていますから、多分この野鳥は本能からこれら群れの一つを見つけたんだと思った。
 数分間食べた後には100m位離れた場所へ移動したり、又元の場所付近に戻って来たり、魚の群れの移動に合わせ行ったり来たりしていて、多摩川の方へ戻る様子はなく、見ている方が疲れてしまう有様だった。

 カワセミみたいな小さな野鳥は、主に食べるのは4~5cm以下の小魚ですが、シラサギは10cmを超えるような大きな魚を沢山食べる事から、通常多摩川の様な大きな川でないと、暮らせないと思うがこれだけの大群が来たと言う事は、最近の気温等も関係している分かりません。

 餌が同じである為仲が悪くライバルなのに、足長で泳げないコサギと浅瀬は苦手?ながら泳げて潜れると、対照的な鳥同士がお互いを威嚇し合っていたが、行動を一緒にしているのが不思議だった。

 三沢川には大群のハヤがいたようで、鳥同士は捕食に夢中で興奮状態になり大口でピーピー鳴いていて、TVで見ている様な海鳥の鳴き声等の不思議な光景が続いていた。

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